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儲かるならやりますか?

2013年 4月4日

 

事業ベースでの話です。

 

新規事業の立ち上げを悩んでいるクライアントさんと、WEB戦略の話をしていて、

「この事業、どのくらいの期間で、どのくらい売上が上がりますか?」

と聞かれることがあります。

 

その時に考える事は、

・ドメインは新規で取得するのか、今まで使っていたドメインを使用するのか。

・仕掛けていく顕在マーケットの大きさと、潜在マーケットの可能性はどのくらいの規模なのか。

・アクセスを集めるために必要な労力or予算は社内にどのくらいあるのか。

・商品力は他社と比べてどうか。

・一人歩きできるくらいの話題性はあるか。

などなど、その辺を考慮してお応えしますが、

私がどんな回答を差し出したとしても、

「じゃあ、やろうかな。」

と回答したクライアントさんには、

「だとしたら、やらない方がいいと思いますよ」

と返します。

 

儲かるならやるという意識で事業に取り組み、失敗した人たちをたくさん見てきました。

WEBの世界に限りませんが、パワーだけで強引に市場のシェアを勝ち取っていくような方法は、

どんどんまかり通らない時代になってきています。

 

事業の立ち上げ期は、暗いトンネルの中を走っているような感覚に陥る時が何度もあります。

その中で、お金以外に、諦めない動機がある会社さんは、

そのトンネルを抜ける事ができる(厳密に言うと、抜けるまで頑張れる)のですが、

儲かるからやる、という意識の会社さんは、往々にして、

そのトンネルの途中で、挫折してフェードアウトしていきます。

何が言いたいかというと、

事業を立ち上げるときは、利他精神を持って立ち上げましょう、

ってゆう話です。

 

 

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